産後の手伝いに来てくれている母が、
仕事と、甥っ子の運動会のため、
数日の帰宅。
ひとりになると、なんとなく不安。
母が作ってくれた「すいとん」を
久しぶりに食べた。
母と一緒に暮らしていたのは
中学生のときまで。
その頃の記憶はおぼろげで、
封印したようにあまり思い出せない。
大人になってから、
「あなたには何もしてあげられなかったから」と
いろいろ助けを申し出てくれたけど
もう自立しているから、
困ってはいないからと
断っていた。
でも今回、産後の手伝いに来てもらって
一緒にキッチンに並んで料理をして、
一緒に食事をして、
赤ちゃんの世話のしかたを教えてもらい、
わたしがどんな子どもだったかを聞き、
母の存在の大きさを知る。
長い時間を経て今、
母と娘は
取り戻せない時間をやり直しているようだ。
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