誰にでも、支えになっている言葉と
いうものがある。
言わずと知れた雨女のわたし。
大切な日や楽しみにしている日は、
かなりの高確率で雨。
友達からも恐れられている。
それもしかたがない。
だって、わたしの生まれた6月28日は
「雨の特異日」といって
一年で一番雨が多い日とされているのだから。
雨女は生まれながらにして、
筋金入り。
もちろん、今日だって雨の予報。
だけど。
心は晴れ晴れとしている。
ずっと以前のブログに
一度だけ書いたことがあるけれど、
誕生日のたびに、
父からもらった手紙の一節を
何度も何度も胸に思い起こすから。
「梅雨に生まれたのに、雨がきらい」
わたしからの手紙に父が書いた返事の一節を
今日もまた胸にあたためる。
「あなたが生まれた日のことは
よく覚えています。
梅雨時だったにも関わらず、
やえが生まれた6月28日の朝は
世界中の祝福を受けてか、
快晴でした。」
読むたびに、涙があふれてしまうんだ。
たとえ雨が続こうと、
たとえ嵐が来ようとも、
次にやってくる快晴を楽しみに
きっときっとやっていける。
そう、これから何があろうと
生まれた日に祝福されたことを
忘れなければ。
またひとつ年を重ねました。
いつも慈しみ、
支えてくれている人たちへ
心からありがとう。
写真は、父から「たぬき」と
呼ばれていた頃のわたし。
たしかに子狸みたい。
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