9月14日、金曜日。
いつものようにごはんを食べさせて
一緒に遊んで、
甘えたそうにしているので
おいで、と手を伸ばしたら
立ち上がり、
両手でバランスを取りながら歩き出した。
一歩、二歩、三歩…
それは突然で。
おぉっ!とひとり驚いていた。
昨日できなかったことが
かたちになって目の前に現れる。
そして、この連休で
何度もよろけながらも歩き、
10歩~15歩くらいは歩くようになった。
遊びに来た母たちにも
はりきって歩く姿を見せていた。
まだまだ危なげな足取りだけれど、
とうとう歩く日がやってきたんだね。
毎度のことながら成長がうれしく、
単純に喜びだけとしてとらえられない
感傷的なわたしは、
遠くへ向かっていく第一歩でもあるのだなぁと
寂しくもある。
その足取りでいつか、しっかりと
ひとりで歩き出すための第一歩。
おいで、と言って
この腕に飛び込んでくるこの時が
よりいとしくなる。
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