父の落書き | 雨、ときどき快晴。

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気の向くまま、風の向くまま、生息中。ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
気の向くまま、風の向くまま、生息中。

ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
父の落書き

父の落書き

最近、毎夜のように、
父について、
それから容体のよくない犬のちっちについて
姉と電話で話をしている。


父といえば。

こんな画像が出てきた。

前につなビィに載せたかなぁ。
たぶん載せていないと思うけれど…

これは少し前に兄に届いた郵便物に
書いてあったもの。

息子を中年扱い・・
兄も可哀想だ。笑

ずっと前のブログを読んでくれていた方は
よくご存知だと思うけれど、
くだらない落書きが大好きな父。

昔から、それこそわたしが子どもの頃から
変わっていない。

ほんと、誰も見ないような細かいところに
落書きしてあったりして
見つけるたびに、思わず笑ったものだった。

子どもの頃、わたしが作文で賞をもらって
それが雑誌などに載っても、
平気でそのページに赤のペンで落書きし、
さらに文章を茶化していた。

子どもが考えて書いた文章を茶化すなんて
普通なら親のやるべきことじゃない。

・・・が、わたしはと言えば、
その落書きを見て
いつも大笑いしていた。

何度表彰されようと、
褒めそやされた覚えは一度もない。

かわりに、
「そういうところは俺の血だな。」 と
納得するように頷くのだった。

その父とわたしのウィットは、
成人後は書簡のやりとりで続いた。

手紙の中で互いに冗談を書き、
受け取るたびに笑う日は続いた。

でも今の父はもう、
文字を書くのも難儀になってしまい、
病院の同意書にサインをするのも
苦労している。

達筆だった父の、
ふるえる文字を見ているとせつない。

けれど、手元には父からの
たくさんの手紙がある。
今後、つらい時にはきっと
助けになってくれるだろう。

一昨日、娘に手紙を書いた。

今夜にでも、父に宛ててまた手紙を書こう。

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