雨、ときどき快晴。

週末のこと。

土曜日は、浜松町で行われた
子どもとママのイベントへ行った。

去年の8月〜9月生まれを中心に
1歳前後の子たちが100人以上も集った。

道中は久しぶりの娘との電車で、
抱っこ紐。
ヘルニアになった時以来だったので
ドキドキだったけれど
娘はおとなしく良い子にしていた。

電車は混雑していたので
隅に立とうとしたら、
ぱっと見はいかにもギャルふうの
バッチリメイクをした若い女の子が
すぐさま立って、
座ってくださいと言ってくれた。

大丈夫です、ありがとうございますと
お礼を言って断ろうとしたけれど
彼女も、いえ座ってくださいと譲らない。

頬が赤くなっていた。
彼女も勇気を出して言ってくれたのかもしれない。

その優しさにじーんとしながら
好意に甘えさせてもらった。

もしこれから彼女がデートに行くのなら
彼氏に、彼女のこの気遣いを
直接伝えたいくらいだ。

これだけで、うれしい気持ちで
会場まで行けた。

子どもを通じて仲良くなった友達も
たくさん来ていたので
久しぶりに顔なじみのママさんたちとも
いろいろお話できて楽しかったなぁ。

しかし、こういう場にいてもなお、
自分がママだという気がしないのはなぜだ…

娘は、活発に動き回る子たちを横目に
どこかしら、身体の一部を
わたしにくっつけていた。

保育園児としてふだんから、
近い月齢の子たちとの関わりには
じゅうぶん慣れているはずなのにね。
意外と内弁慶なのかなぁ。

遊ぶ子や、動き回る子たちを眺めては
おもしろいね、って表情で
「アー」と指さしながら
わたしに笑いかけてくる娘。

いやいや、あなたもあっちサイドですよ。