雨、ときどき快晴。

気の向くまま、風の向くまま、生息中。ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
気の向くまま、風の向くまま、生息中。

ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
切なる願い。

切なる願い。

娘の入院中、
付き添いながら感じたことがある。

小児病棟には20人前後の子どもたちが
入院していたんだけれど
みんな我慢強いということ。

検査や手術など、痛いことがたくさんあって
そのほかにも、ママがそばを離れる心細さとか、
ベッドから出られないストレスとか
たくさんの制限がある中で、
みんな本当によく我慢していた。

娘を含め、泣き叫んでいるのは1〜2歳の子だけで
それより上の年齢の子は、
みんな、親や先生の言うことをよく聞いていた。

娘と同室だった4歳になったばかりの男の子は
腕の手術のために入院していたんだけれど
人懐こくておしゃべりで、あかるくて
初日からすぐに仲良しになった。

新生児の妹がいるため、
お母さんは時々しか病院に来られない。
遠方から助けに来たおばあちゃんが
毎日病棟に来ていた。

未就学児は基本的に24時間親が付き添って
食事の世話からトイレ、おむつ換えや
寝かしつけまですべてやり、
夜は簡易ベッドで同じ部屋で寝泊まりをする。

だけど、その子は自分の状況をよくわかっていて
「ひとりで寝れるから大丈夫!」と言ったそうで
夕方6時頃から朝ごはんまでの半日はひとりだった。
手術も、「全然痛くないよ!」と言う。

まだ4歳になったばかりの子が・・と思う。
おばあちゃんも、「この子はわかってるんですよね」と
わたしに話した。

でもやっぱり寂しいよね。

夕方になると娘とわたし達のベッドにやってきて
一緒にDVDを見たり、おしゃべりしたり。
おしゃべりは就寝時間まで続いた。


娘が退院の日、夫が付き添っていたのだけれど
娘あてに手紙をくれたという。
最終日は娘と手をつないでいたらしい。

手紙には、
いっぱいあそんでくれてありがとう、って・・

救急車の中でも、検査中も泣かなかったのに
手紙を読んで泣いてしまった。

こちらこそありがとね。
たくさん、たくさんあそんでくれて。

もう一回手術すると言っていたけど
早くよくなるように祈っているからね。

そしてどうか、その子だけじゃなく
病棟でがんばっていたみんなが、
一日も早く元気におうちに帰れますように。

心からそう願ってやまない。

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