父が退院しました。
入院して、急ぎの施術をして
少しだけ具合がよくなって
酸素吸入もいったん外れたら、
やはり、退院したいと・・・
本当ならとても退院できるような
状態ではないけれど
先生は何より父の意向を汲んでくれた。
確かに、病院にいても
積極的治療を望まない父にできることは
ほとんどない。
先生からは、もし急に容体が悪くなったり、
意識が低下することがあれば
夜中でもいいから病院に電話するか、
すぐ救急車を呼んで下さいねと言われた。
何があってもおかしくはないからと。
病院を出て、車に父を乗せて家へ向かいながら
ほんのゆるいカーブでも
自分の身体を支えていられない父の、
これから残された時間を想う。
それは明日かもしれないし、
もしかしたら、こんなふうに入退院を繰り返しながら
静かに何年も過ごせるのかもしれない。
それは誰にもわからない。
だからやはり、泣いている暇はない。
自分にできることを精いっぱいやっていくことでしか、
きっと前へは進めない。
毎日、数分ごとに考えては葛藤しているし、
苦しくてたまらない時もあるけれど
とにかく、前へ。
この苦しさや慌ただしさも含めて
これが今の日常なのだと、
しっかり自分に自覚させ、言い聞かせる。
なので、またこの他愛のない、
でも大切な日常を
ゆっくり綴っていこうと思います。
写真のように、
常にチビチビズから監視されているから、
へこたれていられないしね。
しかし最近、娘までも動きが早く、
写真を撮ろうとしても
ブレブレになってしまう・・。
娘の「シャビ化」が止まらない。
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