雨、ときどき快晴。

気の向くまま、風の向くまま、生息中。ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
気の向くまま、風の向くまま、生息中。

ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
金曜日、些細だけれど特別な日。

金曜日、些細だけれど特別な日。

ちょっとさかのぼりますが、金曜日のこと−

4月のはじめは、とても不安定になる娘。

先月あたりから、
朝から泣きぐずりがすごかったけれど
新年度になり、ますます増して

保育園では午前中泣き通し、
お昼寝も「ママ、ママ」と泣いて
なかなか眠れない状態が続いているそう。

担任の先生が変わり、
クラスのお友達が一気に増えたので
環境が変わってがひどく不安なところに
ママ恋しさが加わって、
園でも家でも始終、ママ、ママと言っている。
去年も4月はそうだった。

くわえて、やっと時間ができても
わたしは父の病院へ行ってしまうから
追いすがって号泣する日々・・・。

今年は自分の気持ちをより伝えられるようになったので
園からの帰り道に

「今日も泣いちゃったの。ママがいなかったから」
「ママがいないとしーちゃんさみしくて」
と毎日言い、聞いているこちらも
そのたびに泣きそうになるのを抑えていた。

帰宅して料理を急いで作ろうとしても
「ママいかないで。いっしょにいて」
「ママといっしょにあそびたい」とすがり、
どうしたものかと苦悩していたけど

なんとか先週、平日の五日を乗り切った金曜日。

もう今日は、夕飯作りに焦ったりせず
「ちょっとまってね」と言い聞かせることもせず、
ただゆっくりふれあって過ごそう、と思って

「今日は保育園からこのまま、
ママとふたりで温泉のお風呂やさんに行って
ゆっくりごはん食べようか。どう?」

と言うと、娘は跳ねて喜んだ。
本当に寂しかったんだよね・・・。

お風呂上がりに並んでソフトクリームを食べていると
娘がにっこり笑って

「ママ、しーちゃんさみしかったけど
がんばったからだよね、今日はとくべつだよね」と。

わたしが言ってあげようと思っていたことを
そのまま言われてしまった。

そうだよね、本当にがんばったから
こうしたちょっとしたことも、特別なことだよね。

また翌日はわたしは父の病院に行くのに
出ずっぱりになってしまうから
ほんのひとときだけど、
わたし達ふたりにとって、特別な幸せだった。

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