雨、ときどき快晴。

気の向くまま、風の向くまま、生息中。ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
気の向くまま、風の向くまま、生息中。

ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
遺書にもユーモアを

遺書にもユーモアを

あたたかいお祝いのコメントをたくさんいただいて
ありがとうございます。

感じ入りながら読ませていただいています。
有難い気持ちを馳せながらお返事を書いていますが、
いつもより、さらに時間がかかってしまいそうなので
すこしお待ちいただければと思います。


そういえばふたたび、
休日に父の家の整理をしてきました。

朝9時半から始めて、夕方6時も過ぎ、
一日がかりでも終わらず…(T_T)

あまり重いものを持ったり、
さすがに家具を運んだりはできないので
お昼からは業者の方に入ってもらいました。
お金はかかるけれど、無理はできない。

本当は、兄や姉がすこしでも手伝ってくれたらいいのですが
父のことに関するいろいろな手続き含め、
こういった面倒なことには一切ノータッチのふたり…。

文句を言って、父が快方に向かったり、
家が片付いたりするならいいけれど
愚痴を言ったところで何も変わらないので
淡々とやるのみ、です。

父の衣類をすべて整理し、
昔からあったタンスや飾り棚を捨てました。
不要な布団や、天袋に保管していた雑多なものも
どんどん捨てて行った。

こまごまとした書類は一枚ずつ目を通して、
個人情報の書かれた昔の書類はシュレッダー、
大事なものは分類・・と、途方もない作業。

途中ぐったりして、ため息つきつつ、
たまに出てくる写真に笑ったりして。

まだまだ途中だけど、
娘も待っているし、翌日は仕事なので帰ることに。

真っ暗になってからの帰り道。

一般のおうちが営んでいる駐車場を借りたのですが
オーナーの家の隅から、
真っ黒な犬が「ワン!」と吠えながら走ってきた。
暗闇の黒い犬はこんなに見えにくいんだねー。
奥さんは慌てて「驚かせてごめんなさいねぇ」と
犬を戒めていましたが、
思いもかけず、疲れた身体に犬とふれあえて
ほくほくの帰り道でした。

これだけでも良い日としようー。


写真は、ひきだしの奥から出てきた、
父親が書いた遺書の冒頭。

「死んだ事がないので分からない事が多いが」
という一文に笑った。
遺書にもユーモアを持たせるなんて、父そのものだ。

最後のほうには、「延命の必要なし」と
はっきりと書かれていた。

「管をつけてまで生きたいとは思わない。
ただ呼吸をしているだけなのは、絶対にごめんだ」と。

わたしがしっかりと生きている限り、
その希望は必ず守るから大丈夫だよ、と
ふたたび、強く心に思う。

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