今日は毎日のミッションのほか、
父のところへ行ったり、
伯母の病院に会いに行ったり。
伯母は脳梗塞を繰り返して
動けないし話せないけれど
話しかければ、全部わかっている。
子供を連れていくと、
喜ぶのが表情の違いでわかる。
頬がやさしくゆるみ、目元が笑う。
いつもはこつぶだけ連れていっていたけれど
今日は初めて息子を連れていった。
元気に育ってるよ、大きくなったよと
息子を抱えて顔の前まで連れていくと
笑い、そして顔が少しくしゃっと歪んで
涙をにじませる。泣き笑いしている。
子供がいなくて、私たち兄弟を
我が子のように可愛がってくれた。
特に、末っ子のわたしを養女にもらえないかと
叔母と叔父から両親が言われたと聞いたのは、
大人になってからだ。
そんな想いを知ったからなのかどうかは
自分でもわからないけれど、
結婚式のお色直しの入場で
わたしは母ではなく、叔母と歩いた。
こつぶのお産のときには、まだ元気だった。
産まれたと連絡が来るのを待っていたのに
三日経っても産まれなくて心配になり、
何かあったらどうしようと泣いた伯母である。
無事に産まれて産院へ来て、また泣いていた。
おばちゃん、今回は最初から帝王切開だったから
長い時間待たせずに済んだんだよ。
心配しなくて大丈夫だったよ。
また来るねと言って、ハニョシャビのもとへ。
散歩道をゆっくりと歩く。
いろんな思いが去来しては消えてゆく。
名前を呼ぶと振り返る。
ハニョは常にわたしを気にして見上げるけれど
シャビは何回も呼んで、ようやく顔を上げる。
楽しいね、風が気持ちいいね、と
話しかけると、こんな笑顔。
可愛いなあ、あなたたち。
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