待つことは信じること。 | 雨、ときどき快晴。

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気の向くまま、風の向くまま、生息中。ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
気の向くまま、風の向くまま、生息中。

ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
待つことは信じること。

待つことは信じること。

洗濯物を一緒に畳んでいると
急いでやってきて、一緒に畳むこつぶ。

手前の四つ折りタオルはこつぶが畳んだもの。
何度も何度もチャレンジして
ずいぶん上手に畳めるようになりました。

手にしているズボンを畳むのは、
まだちょっと難しいみたい(^^)

最近は以前にも増して、何をやるにも
ハッキリと「自分でやる」と言うようになり、
手を貸されるのも嫌がる。

着替えや食事はすっかり自分でやっているけれど
トイレのあとでおしりを拭く、とか
お風呂で身体を洗う、とか、
そんなことも自分でやりたがるようになった。

ふだんはせっかちで、みんなから
「何をそんなに生き急いでるの?笑」
と笑われるわたしだけれど、

娘と向き合っている時は、まるで別人格のように
娘がやることを傍らで見つめながら
待っている自分がいる。

手を貸したくなる時も度々あるけれど
なんとなく、今娘のやりたい気持ちを尊重して
それを目の前できちんと見ていることが
とても大切なような気がして、
できる限りその気持ちに従っている。

そうしたら、昨日読み直していた本に
おおまかにまとめると

「幼少期の子どもに対して
‘待つ’というのはとても大切なこと。
 子どもにとって、待ってくれるということは
 自分を信じてくれていることと同義なのである。」

と書いてあって、
これだ、これだったんだ、と合点がいった。

たぶん、娘にとっては
自分が必死にやっていることを
傍らでわたしが見ているというのは
認められている、受け入れられていることと
同じなんだろう。

そんな思いで、
苦戦しながら洗濯物を畳んでいる娘を見ている。

できればさっさと終わらせたいことも
2倍、3倍かかっても待つのが
今のわたしの試練であり、心の修行でもある。

手を出さず、自分も畳みながら見ていると
何度もやってうまくできない時には
「できないの」と言ってくる。

「ここをこうやって〜こうしたら?」と
やり方を教えると
目をキラキラさせて、また頑張る。

一枚畳むごとに、できた!と立ち上がり、
「上手だね!」というと抱きついてくる。

そして、少し前に知った娘の秘策。

洗濯物を畳むのでも階段を昇るのでも、
何か一生懸命にやっている時、
ぼそぼそと何やらつぶやいているので
耳を傾けて聞いてみたら

「ちーちゃんがんばれ、ちーちゃんがんばれ」
と、小さな声で自分を励まし続けていた(笑)

自分で自分を励ますなんて、
素晴らしい自助作用!

その声を聴きながら夢中になっている娘の姿が好きだ。

でも、がんばれない時には
すぐそばにいるから頼ってね。

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2013.06.03 10:21
やえ
*あこママさん

素晴らしい上司ですね!
また、定年を迎える頃の子育てが落ち着いた年代だからこそ
深くしみる言葉でもありますね。

そのふたつを気を付けること、本当に大事だと思います。
やっと支度をして、出掛けようと家の鍵を閉めたあとで
「うんち出るー、トイレいくー」なんて言われて
えぇぇええー(涙)なんて思うこともありますが、辛抱(^_^;)

上のお姉ちゃん、妹さんにやさしくてとっても良いお姉ちゃんなのは
そんなふうに育ってきたからというのもあるんでしょうね。
うちの娘はどんなふうに育つのかー楽しみに子育てしたいなぁ。

2013.06.03 10:13
やえ
*任&ぴぃのお母ちゃんさん

任&ぴぃのお母ちゃんさん、こんにちは(^^
娘を見ていると、子どもながらにいろいろと考えているんだな〜と
たびたび思わされます。
子どもだからわからないわけじゃないんですよね。
(犬も、なんでも見透かしているのと同じように)

わたしも、「よし、あと少しだー」とか、「がんばろう」なんて
よくつぶやいてます。任&ぴぃのお母ちゃんさんと同じですね(笑)
みんなみんな、同じですね!そう思うとすごいなぁ。

娘の一面を知るたびに驚き、笑い、考えさせられます。
そしてもっとシンプルに立ち返ろう、と思います。
そんなちょっとしたことを、
できる限り言葉にして書いておきたいなぁと思っているので
おつきあいお願い致します。

2013.06.02 07:38
あこママ
長女が0才の頃、職場の間も無く定年を迎える上司に
「ダメ」と「早く」だけは絶対に子供に言ってはいけない
と言われたのを、ずっと育児のモットーにしています。

ダメ
という一言で頭ごなしに否定してはいけない。
なぜダメなのか、その理由を
どんなに子供が小さくてもちゃんと説明してあげなさい。

早く
は全て親の都合。
そんな親の都合を押し付けて叱るのは
子供の思いを全て否定しているだけ。

と言われ、なるべく長女にはその2つの言葉を使わずに今に至ります。
おかげでなんだかすごーくマイペースなのんびり屋さんになってしまいましたが(笑)

2013.06.01 07:20
任&ぴぃのお母ちゃん
こつぶちゃん凄いね〜。
こんなに小さくても自分を励ましながら努力が出来るなんて!
実はわたしもとても忙しいときや何をしても巧くいかないときに「頑張れ自分!」を呪文のようにモゴモゴ言ってます。
こつぶちゃんと同じです。
こつぶちゃんの心の中にはもうすでに想像以上のたくさんの小部屋があるんでしょうね。
時々その小部屋の中をやえさんにみせてくれているみたいで興味深いです。
またこつぶちゃんの新しいお部屋みつけたら教えて下さい。
楽しみにしています。

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