雨、ときどき快晴。

気の向くまま、風の向くまま、生息中。ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
気の向くまま、風の向くまま、生息中。

ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
月明かりのお守り

月明かりのお守り

お風呂に入った後、くっついて
動物の出ているテレビを観るふたり。
あなた達、仲が良すぎるだろう…
微笑ましい。

夕方、スーパーに寄って外へ出たら
夕暮れに淡く浮かぶ月が見えた。

「あっ!ママ、もう月がいるよ!」
こつぶが見上げて言う。
日がくれるのも早くなり、
秋も深まってきているんだなぁ。

車に乗って走り出したら
こつぶが車窓から空を見て
「ママ!お月様がついてきてるよ」と
振り返って言う。

あぁ、もうずっと昔、
まだまだ幼かった甥っ子の手を引いて歩いた道で
甥っ子が同じことを言っていた。
瞬時に思い出す。もう10年も前のこと。
子どもはみんな平等に純粋だ。

何度も月の姿を確認しながら、こつぶが言う。

「お月様、どうしてついてきてるのかな。
きっと、ひとりだと寂しいから
しーちゃんといっしょに来てるんだね。
それと、夜でもしーちゃんが怖くないように
来てくれているのかもね。」

そう自分で言って、納得したようだ。

きっとそうだね。
お月様はとても大きいから、
どこにいてもしーちゃんのことを見てくれているよ。

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2015.10.31 00:04 *幸四郎母さん

幸四郎母さん、ありがとうございます。
兄弟の中で末っ子のわたしにとっては
甥っ子が初めての小さな子で、彼らから感銘を受けた事がたくさんありました。
今それをこつぶや息子で再確認していて、ふたたび感激しています。

絵本作り、実は、いつか絵本を作ってあげたくて
こつぶがお腹にいる時に絵本の創作教室に通っていたんです。
といっても、通い始めてすぐに切迫早産の危険有りで要安静になってしまったので
ほんの数回しか行けなかったのですが・・・
いつかもう少し子育てや父のことが落ち着いたら
またそういうことをやってみたいなと思っています。
なのでそう言っていただけてうれしかったです。

2015.10.22 13:09
幸四郎母
やえさん 

小さな絵本を一冊読んだあとのような気持ちになりました。
こつぶちゃんが連れて帰ったお月さまをわたしも一緒に眺めていましたよ。

こつぶちゃんの描く絵とやえさんの文章ですてきな絵本の出来上がり。
いつかそんな本をつくって下さい。
わたし買います!

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