ルルちゃん、いつも胸に。 | 雨、ときどき快晴。

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気の向くまま、風の向くまま、生息中。ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
気の向くまま、風の向くまま、生息中。

ただひたすら怠惰に眠るのが、目下の夢。
ルルちゃん、いつも胸に。

ルルちゃん、いつも胸に。

クリスマスの日に、
大好きなキャバリアのお友達の訃報が届き、
かなり動揺してしまって、しばらく放心状態でした。

でもご家族の悲しみを思うといてもたってもいられなくて
慌てて花屋さんへ駆け込みました。

2016年は本当に、仲良くしてくれたキャバリアのお友達や
昔からよく知っている子、
特に大きな子、
愛してやまないデカキャバの子たちの
訃報が相次いで、悲しみも多かった年でした。

その悲しみもまだ癒えないうちにー

大晦日にまたひとつ、訃報が届きました。

我が家がボランティアで一時預かりをしていた時の、
六代目の預かりワンコ、
キャバリアのペロこと、ルルちゃんが
大晦日の夕方に虹の橋を渡りました。

預かっていたワンコのご家族は
みんな本当に親しみのある良い方で
それぞれ近況を知らせて下さっていましたが
ルルちゃんは特に同じキャバリア好きということもあって
こまめに連絡を下さっていました。

つい最近、12月にも、
可愛いルルちゃんの寝姿の写真を見て
ニヤけが止まらなかったばかりなのに・・・
ショックが大きくて・・・。

その日その時まで元気で、
大晦日の夕方に突然亡くなったそうです。

フィラリアも陰性になったし、
こまやかにケアしてくださっていて
大きな健康の不安もありませんでした。
おそらくの推定年齢10歳くらい。
まだまだご家族のそばにいてほしかったです。

ご存知の通り、本当に可愛い子でした。

預かりのボランティアを始める時、
もちろん私たちはキャバリアが大好きだけど
犬種の指定はしない、
どんな子でも預かると決めていました。

なのでいろんな種類の子を預かりましたが
「収容センターにキャバリアの子が入ったけど
やえさん預かれる?
預かれそうだったら引き出すけれど」
と言われて、
「預かれます。出してください!」と
はやる想いを抑えるように
即答したことをよく覚えています。
2010年の夏のことでした。

六代目にして初めてのキャバリアということで
わたしも相方も、
とてもわくわく&ドキドキしながら
お迎えに行ったら、
私たちを見るなり、ペロはひっくり返って
お腹を見せたのでした。

家に来た当時は、甘え方がわからなくて
抱っこをするとブルブル震えてしまって
その姿にせつなくなって、
大丈夫だよ、と何度も話しかけました。
ただ顔をぎゅうっと押し付けてくる、
それがペロの不器用な甘え方でした。
でもいつしか、夏が終わり、秋が来て、
冬の寒さを感じる頃には
ハニョ&シャビの真似をするかのように
甘え上手になっていました。

いつも全力でしっぽを振って、
全力で「だいすき!」と表すような健気な子でした。

わたしでもこんなにショックで動揺してしまったのに
ご家族の悲しみの深さを思うと・・・

ご家族の皆さんから本当に可愛がられていました。

年末から何度もご家族とやりとりをしましたが
いただいたメールのひとつをここへ抜粋します。
読み返しては泣いてしまいます…。

どれだけルルちゃんが愛されていたのか、
空の上のルルちゃんにも、きっと伝わるよね。


以下、一昨日いただいたお便りです。

*********************************

穏やかなお天気の三が日でしたね。
○○様は今日が仕事始めでしょうか?
一日の午後にルルを家のそばで荼毘にふして
小さな箱に入れてもらい、今はリビングにいます。

お利口で、なんだかいつもぐっとわがままもいわずに口を閉じていて、
撫でてもらうのが大好きなのに、
夜9時になると、もう今日は閉店、とばかりに
撫でられると別のところに行ったり、
お留守番、すぐに帰るから待っててねと言うと
前の家では庭に面したソファの角で、
今の家では窓際の自分のベッドにいって
いたずらもせず待っててくれました。

無口だったけど、最近はごはんがまちきれなくて
早くボクにもちょーだいとでもいううように、
ワン!と大きな声で催促して
それがわがままをいわないようにしていた子が
甘えてくれたみたいにうれしくて。
帰った家族にかけよってきて甘えて、
ご褒美は大きいジャーキは一つ、
小さいビスケットなら二つと自分で決めていたのも、
とても愛しくて可愛かったです。

大きな地震、おばあちゃんの入退院、娘の受験、
引っ越しと我が家の大きな出来事のときを
一緒に過ごして来ました。
病院でおばあちゃんが、
ルーちゃんが待っているよ、の言葉に
何度励まされたか。
予備校に通う娘を迎えに行く車に一緒に乗って、
緊張する子供を笑顔にしてくれて、
いつもそっと家族のそばにいて
みんなの心を癒してくれました。
でもそれが負担になったかも知れないと思うと
かわいそうでなりません。

もっと一緒にいたかったね、と娘と話しています。
余りに急で体を半分持って行かれたような思いでしたが
○○様よりお返事をいただき、
またきちんと形にしてお別れすることが
できたことでルルが見えない形になったけど
いつも一緒にいると感じられ、
少し気持ちは落ち着いてきました。
これからもまだまだ、さみしさはつのるばかりと思いますが、
ルルと巡り会わせて頂いたこと、
我が家に託してくださった事を本当に感謝します。

○○様とハニョちゃんとシャビちゃんとルルで
お見合いさせていただいたときのこと忘れません。
我が家に来たときお車から降りてきた姿も忘れられません。
本当にあの子を助けて下さってありがとうございました。

いろいろなところを舐めるのが好きだったので、
ときどきペロちゃんと呼ぶとこっちを向いたので
最初に愛してくださったお父さんとお母さんの事は
ちゃんと覚えていたと思います。

一年の最後の大晦日の夕方、家族は全員家にいて
ルルを抱きしめることができました。
ご飯を食べていたのに、
キッチンにいた私の方にトコトコ来てくれました。
考えてみたら翌日はほぼ一日、
朝からみんな出かけてしまう日でした。
なんて家族孝行な子なんだろうと
また親バカでおもっております。

お返事いただけて本当に嬉しいです。
ありがとうございました。

近い将来、元気を蓄えて、
何かの形でワンコさん達の為に
なにかできることをルルと(兄犬のユピーと)
一緒にしていきたといおもっています。

とりとめのない事ばかりの文章になってしまいましたが、
ご報告と感謝を込めて、
皆様のご健康とご多幸をお祈りしつつ。

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2017.01.11 15:53 *mikoちゃん

mikoちゃん、ありがとう。
わたしもまだ信じられなくて・・・
あまりに急だから、ご家族の気持ちを考えると
つらくて胸が詰まるよ。
でもみんなに看取られて、最期の最期まで
幸せだったと思う。
いつもうれしそうにしていた子だから
空の上でも笑っていてくれるといいな。

2017.01.06 18:11 miko
悲しい、あのペロちゃんが…
でも家族にいっぱい愛され過ごした日々は
かけがえのない幸せだったと思います。。。

安らかにねルルちゃん。。。

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